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コラム
第5章 保育サービス市場新規参入の実態
人事は最重要課題
保育サービス業界は労曲集約型産業です。人材に依存するため、人事戦略は最重要課題であると言えます。
新規参入をする際に、人事は最重要課題になります。多くの参入事業者が保育の経験がないため、経験ある人材を採用しない限りは保育ができないと言っても過言ではないでしょう。条件は多々ありますが、新規参入事業者にとっての園長における採用基準で絶対にはずせないポイントは、次の五つと考えられます。
①経験・実績が豊富であること
②保育士資格者であること
③保育経験が最低でも五年以上あること
④三〇代以降であること
⑤園長への意欲があること
経営者自身にノウハウがないのであれば、園長として採用する人材に経察や実績は必要になります。もちろん保育士の有資格者であることが前提です。また、年齢が保護者よりも若いと、保護者からの信頼を得られにくい事実があります。その後採用する一般スタッフであれば二〇代でも全然構わないのですが、園長に限ってはできるだけ保護者に近い年齢、ないしは上の世代であることが望ましいのです。
また、認可外保育所経験者であれば、認可外保育所特有の営業意識、経営意識を持っている人材が多いので、経営側の意向を汲み取ってくれやすくなります。
さらに保育士の中でも園長や管理職という責任のある立場をあまり好まない方が少なくないため、それに対して意欲のある人材をぜひ選定しましょう。
新規参入の際は、投資対象を間違ってはなりません。
一般的に初期投資としてかかる項目には不動産取得費、内外装改修費、人事関連費、営業関連費、備品・教材関連費、その他がありますが、よくある失敗として、不動産取得費、内外装改修費に過剰投資をしてしまい、それ以外に投資できないというケースがあります。
初期投資で最も重要なのは人事関連費です。 採用広告費、教育研修費に徹底的に投資をします。保育の最大の価値は「人材」です。ここに投資をしなければなりません。また、ケースによっては近隣の給与水準よりも一万円でも人件費を上げる必要もあります。勇気の要る決断ですが、それくらい重要だということを理解してください。