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コラム
保護者像を明確にする
自分たちの理令やボリシーを明確に掲げ、成長の姿を明確にしたら、それをどんな保護者に提供したいのかを定義することによって共感が生まれ、ファンが創造されやすくなります。
保育サービス業界は、これから新制度によって需要と供給のバランスが崩れ始めることが予想されます。バランスとは、需要>供給、需要=供給、需要<供給で表現されますが、これまでの保育サービス業界は需要>供給でした。それによって待機児童が顕在化し、社会問題になっているのです。しかし、今後は需要供給を経て需要へ供給になるということです。供給が需要を上回る状況下で起こる最大の変化は、「買い手市場化」です。つまり、今後は保護者が選び、事業者は選ばれる時代になるのです。圧倒的地域一番園は別にして、そうでない地域二番以下の事業者がこの時流を捉えた時に重要となるのが、包括的に誰でも対象にするということではなく、限定的でも一部の保護者に圧倒的な支持を得られるこ とです。これを前述した「ターゲティング」と呼びます。ターゲットが明確でなければ、そのターゲットにぴったり合った保育は提供できません。逆にぴったりび合った保育が提供できれば選ばれる園になれるのです。
「具体的な保護者像を描く」 したがって、保護者像を明確にすることが非常に重要となります。一言で保護者と言ってもタイプは様々です。保護者像を明確にする際の指標になるのが、以下の三つの項目です。
①就労形態・志向
②所得性
③教育志向・意降
まず就労形態とは主に正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣社員、そして専業主婦に分類され、それら就労形態によって、保育サービス、預かり体制は当然変わります。パート・アルバイトの方の多くは長時間保育を望みません。 派遣社員の方は派遣社員で働く理由があるのです。
就労志向は大きく「キャリア型」もしくは「バランス型」、「専業主婦型」に分類され、キャリア型は仕事に対するウェイトが高く、バランス型は両立を望み、専業主婦型は仕事をしたくない、もしくはしなくてもよいという意識が強い傾向があります。
所得性については、所得が高ければ高いほど物的欲求が満たされている傾向が強く、物やサービスに対して洗練されている、つまり事業者としても「こだわり」を追求していく必要があります。最後に教育志向・意識についてですが、教育にも志向があり、「本物・自然重視派」、「運動・健康重視派」、「学習量視派」、「心重視派」などに分類され、その中でも意識に大きく差があります。